たったの二文字


 いつも君を見かけると、つい見惚れてしまう。


 “こっちを向いてくれないかな…”


 そんなことを想う。


 君は僕を見かけると手を振ってくれる。


 嬉しくて、嬉しくて、僕も精一杯振り替えす。


 僕の心には二文字の気持ちが浮かび上がる。


 “好き”


 君に伝えよう。


 だけど、たったの二文字はとても大きくて


 今の僕にはとてもじゃないけど、言葉に出来ない。


 もう少し、もう少しだけでいいから


 待っててくれないかな?


 僕に、たったの二文字を言葉にする勇気が出来たら


 真っ先に君に伝える。


 そのトキには、たったの二文字も



 さらっと言える筈だから。


 君の為に、僕のために、


 “好き”


 と、言うまで。


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